› ダーウィン漫遊記 › 2016年12月
2016年12月29日
世界発!ミスワールド・オーストラリアのノーザンテリトリー代表にアボリジニー女性が選抜される!
世界発!ミスワールド・オーストラリアのノーザンテリトリー代表にアボリジニー女性が選抜される!
みなさん、こんばんは。
Darwin漫遊の添乗員、登美子です
これはどれだけすごい事かと言うと、アメリカインディアンの女性がアメリカ・ミスワールド代表になったくらい、珍しくなおかつ価値があることなのです。
皆さんもご存知の通り、アボリジニーの人々はオーストラリアの歴史の中で迫害されてきました。
1,900年代初頭から50年代半ばまで多くの人とオーストラリア人とのハーフの子供たちが、親から引き離されて(白人との)政策の犠牲となりました。
英語を話し、西洋人と同じ物を食べ、クリスマスを祝うようになり、見かけはアボリジニーであるけれども、中身は白人と同じになってしまったのです。
(彼らは元々狩猟民族で、木ノ実や草、トカゲやヘビ、クロコダイルなどの爬虫類・昆虫を食べて、4-5万年も前から、自然界で生活していました。世界最古の文化を持つ人類だと言われる所以です。
ブッシュで産まれ、誕生日知らず、自分達の年齢もはっきりしていません。
自分の言語も名前も文化も、使う事を否定され、彼らのアイデンティティーは失われてしまいました。それゆえ、lost generations 失われた世代と呼ばれています。
アボリジニの言語は文字体系を持ちませんから(アイヌ語と一緒です)、使わなければ消え失せてしまうのです。
この政策によって、かつては240以上の言語がありましたけれど、今ではわずか20数言語になっています。
Every voice deserved to be heard.
と19歳のMagnolia Maymuru. (本名Maminydjama)マグノリアさん は語っています。
彼女がモデルにスカウトされたのは、2年前の高校3年生の時でした。ダーウィン市内の高校に入学すると、177cmの彼女を見て、「モデルになれるわよ。」と多くの人が言いましたが、彼女自身はモデルに入学なる事を夢にも思っていませんでした。
Yirrkala East Arnhem Land
イーストアーナムランド(注:ダーウィン市内から900km)カカドゥ国立公園の東に位置しており、アボリジニー以外の人は、ガイド付きツアーに参加するか、住民の招待がなければ行けないアボリジニーの聖地)
にあるヤラカラと言う、人口わずか900人の小さなコミュニティで産まれ育ちました。
今でも住民は、狩猟や木ノ実などを食べたりブッシュであそんだりと、自然界と近い生活をしています。
Growing up is a adventure.
スカウトしたメハーリ・タサンガリスさん曰く「マグノリアは美しいだけでなく、存在感があったのよ。」
"She wasn't just beautiful, she had a presence about her,too." Mehali Tsangaris
I want to break down barriers on both sides- indigenous and non indigenous and inspire people to achieve their dreams. Modelling is my platform to do that.
彼女がすごいのは、スカウトされた時に直ぐに飛びつくのではなく、高校の勉強を優先して「教育は大事で、家族ー特に祖母をがっかりさせたくなかったから」断ったことです。
マグノリアの祖母の伝統的なアボリジニーで描かれた絵は、パリのルーブル美術館に飾られており、父親は
でも1年後、大学生になったマグノリアさんは、スカウトにスーパーマーケットで偶然再会するのです。
「これは、私の運命かもしれない。」This is meant to be.
と思ったマグノリアさんは、モデルになる事を決意しました。
彼女の今の夢は、
「アボリジニーとそれ以外の人々の間にある垣根を壊すこと、そして夢は実現できると、人々を鼓舞する事です。モデル業は、それを実現させる近道です。」
I want to break down barriers on both sides- indigenous and non indigenous and inspire people to achieve their dreams. Modelling is my platform to do that.
ぜひ現地に来て、アボリジニーの歴史について、その目で見て学んでくださいね。
Have a lovely night♪
みなさん、こんばんは。
Darwin漫遊の添乗員、登美子です
これはどれだけすごい事かと言うと、アメリカインディアンの女性がアメリカ・ミスワールド代表になったくらい、珍しくなおかつ価値があることなのです。
皆さんもご存知の通り、アボリジニーの人々はオーストラリアの歴史の中で迫害されてきました。
1,900年代初頭から50年代半ばまで多くの人とオーストラリア人とのハーフの子供たちが、親から引き離されて(白人との)政策の犠牲となりました。
英語を話し、西洋人と同じ物を食べ、クリスマスを祝うようになり、見かけはアボリジニーであるけれども、中身は白人と同じになってしまったのです。
(彼らは元々狩猟民族で、木ノ実や草、トカゲやヘビ、クロコダイルなどの爬虫類・昆虫を食べて、4-5万年も前から、自然界で生活していました。世界最古の文化を持つ人類だと言われる所以です。
ブッシュで産まれ、誕生日知らず、自分達の年齢もはっきりしていません。
自分の言語も名前も文化も、使う事を否定され、彼らのアイデンティティーは失われてしまいました。それゆえ、lost generations 失われた世代と呼ばれています。
アボリジニの言語は文字体系を持ちませんから(アイヌ語と一緒です)、使わなければ消え失せてしまうのです。
この政策によって、かつては240以上の言語がありましたけれど、今ではわずか20数言語になっています。
Every voice deserved to be heard.
と19歳のMagnolia Maymuru. (本名Maminydjama)マグノリアさん は語っています。
彼女がモデルにスカウトされたのは、2年前の高校3年生の時でした。ダーウィン市内の高校に入学すると、177cmの彼女を見て、「モデルになれるわよ。」と多くの人が言いましたが、彼女自身はモデルに入学なる事を夢にも思っていませんでした。
Yirrkala East Arnhem Land
イーストアーナムランド(注:ダーウィン市内から900km)カカドゥ国立公園の東に位置しており、アボリジニー以外の人は、ガイド付きツアーに参加するか、住民の招待がなければ行けないアボリジニーの聖地)
にあるヤラカラと言う、人口わずか900人の小さなコミュニティで産まれ育ちました。
今でも住民は、狩猟や木ノ実などを食べたりブッシュであそんだりと、自然界と近い生活をしています。
Growing up is a adventure.
スカウトしたメハーリ・タサンガリスさん曰く「マグノリアは美しいだけでなく、存在感があったのよ。」
"She wasn't just beautiful, she had a presence about her,too." Mehali Tsangaris
I want to break down barriers on both sides- indigenous and non indigenous and inspire people to achieve their dreams. Modelling is my platform to do that.
彼女がすごいのは、スカウトされた時に直ぐに飛びつくのではなく、高校の勉強を優先して「教育は大事で、家族ー特に祖母をがっかりさせたくなかったから」断ったことです。
マグノリアの祖母の伝統的なアボリジニーで描かれた絵は、パリのルーブル美術館に飾られており、父親は
でも1年後、大学生になったマグノリアさんは、スカウトにスーパーマーケットで偶然再会するのです。
「これは、私の運命かもしれない。」This is meant to be.
と思ったマグノリアさんは、モデルになる事を決意しました。
彼女の今の夢は、
「アボリジニーとそれ以外の人々の間にある垣根を壊すこと、そして夢は実現できると、人々を鼓舞する事です。モデル業は、それを実現させる近道です。」
I want to break down barriers on both sides- indigenous and non indigenous and inspire people to achieve their dreams. Modelling is my platform to do that.
ぜひ現地に来て、アボリジニーの歴史について、その目で見て学んでくださいね。
Have a lovely night♪
2016年12月29日
Australiaの空はきれいです♪その2
皆さん、こんばんは
Darwinの漫遊、添乗員こと登美子です。
本日はまた、 私の大好きな空の写真をご紹介します。
写真1&2
ダーウィンのCBD:
(Central Business District)
Esplanade Street で撮影しました。
写真3
我が家の近所で撮影しました。犬の散歩中だったんですけども、素敵な夕焼けを見ると、ついついカメラに手が伸びてしまいます。携帯電話のカメラですけども、最近のは非常に性能がいいですね♪
このブログでは、
写真だけを公開してそれぞれの背景についてはあまり説明しないようにしています。
全部書いてしまうと、読者のみなさんがこちらに観光に来たときの、楽しみがなくなるからです。(╹◡╹)♡
詳しく説明を聞きたい方は是非Darwinに遊びに来てくださいね♪
Have a lovely evening!
Darwinの漫遊、添乗員こと登美子です。
本日はまた、 私の大好きな空の写真をご紹介します。
写真1&2
ダーウィンのCBD:
(Central Business District)
Esplanade Street で撮影しました。
写真3
我が家の近所で撮影しました。犬の散歩中だったんですけども、素敵な夕焼けを見ると、ついついカメラに手が伸びてしまいます。携帯電話のカメラですけども、最近のは非常に性能がいいですね♪
このブログでは、
写真だけを公開してそれぞれの背景についてはあまり説明しないようにしています。
全部書いてしまうと、読者のみなさんがこちらに観光に来たときの、楽しみがなくなるからです。(╹◡╹)♡
詳しく説明を聞きたい方は是非Darwinに遊びに来てくださいね♪
Have a lovely evening!
2016年12月29日
キャサリン峡谷
皆さん、こんばんは
Darwinの漫遊、添乗員こと登美子です。
本日は知られざる秘境キャサリン峡谷を、ご紹介いたします。 Darwin市内から南に、Stewart Highway 400キロほど下ったところにキャサリンと言う街はあります。
人口は20,000人程度です。
写真1 キャサリンでクルーズに乗ると楽しめるのが、峡谷のダイナミックな自然です。
写真2 Gorge は約11ありますが、観光客向けのクルーズで行けるのは4つ目までです。
写真3 真ん中の赤いシャツを着ているのが私の同僚です。背は小さくて可愛らしい女性なんですけれども、非常にバイタリティーあふれていて、58人乗りのバスも運転しちゃいます( ^ω^ )
写真4 所々に洞窟が残っています。
写真5 この不思議な色と断層が、何百年もの地層のプレートの動き等・歴史を感じさせてくれます。
このブログでは、
写真だけを公開してそれぞれの背景についてはあまり説明しないようにしています。
全部書いてしまうと、読者のみなさんがこちらに観光に来たときの、楽しみがなくなるからです。(╹◡╹)♡
詳しく説明を聞きたい方は是非Darwinに遊びに来てくださいね♪
Have a lovely evening!
Darwinの漫遊、添乗員こと登美子です。
本日は知られざる秘境キャサリン峡谷を、ご紹介いたします。 Darwin市内から南に、Stewart Highway 400キロほど下ったところにキャサリンと言う街はあります。
人口は20,000人程度です。
写真1 キャサリンでクルーズに乗ると楽しめるのが、峡谷のダイナミックな自然です。
写真2 Gorge は約11ありますが、観光客向けのクルーズで行けるのは4つ目までです。
写真3 真ん中の赤いシャツを着ているのが私の同僚です。背は小さくて可愛らしい女性なんですけれども、非常にバイタリティーあふれていて、58人乗りのバスも運転しちゃいます( ^ω^ )
写真4 所々に洞窟が残っています。
写真5 この不思議な色と断層が、何百年もの地層のプレートの動き等・歴史を感じさせてくれます。
このブログでは、
写真だけを公開してそれぞれの背景についてはあまり説明しないようにしています。
全部書いてしまうと、読者のみなさんがこちらに観光に来たときの、楽しみがなくなるからです。(╹◡╹)♡
詳しく説明を聞きたい方は是非Darwinに遊びに来てくださいね♪
Have a lovely evening!
2016年12月29日
真夏のクリスマスin Darwin, Australia
皆さんこんにちは。
漫遊Darwin の添乗員、登美子です。
クリスマスはどのように過ごされましたか?
オーストラリアのクリスマスは、日本のお正月のように家族で過ごす日です。
ですから、クリスマスの少し前に、学校や職場は長期休暇となり、地元に帰省します。
ちなみにオーストラリアの小中学校は12月の2週目の金曜日で年度末を迎えます。そして1月の4週目まで約6週間の夏休みとなります。
写真1 市役所の前に置かれた巨大クリスマスツリー。ツリーの下にプレゼントを置くのはお約束です。
写真2 クリスマスマーケットにて、たくさんの手作りリースが売られていました。
写真3 サンタクロースがプレゼントを入れる大きな靴下もお約束です。(本来は通下は暖炉の上に語られるのですが、熱帯地方ではクリスマスツリー自体に飾られます。)
写真4 Darwinは東南アジアからの移民が多いので多くのエスニックフードが売られています。
写真5 このようにケーキも美しく飾られているとさらに美味しく見えますね。
漫遊Darwin の添乗員、登美子です。
クリスマスはどのように過ごされましたか?
オーストラリアのクリスマスは、日本のお正月のように家族で過ごす日です。
ですから、クリスマスの少し前に、学校や職場は長期休暇となり、地元に帰省します。
ちなみにオーストラリアの小中学校は12月の2週目の金曜日で年度末を迎えます。そして1月の4週目まで約6週間の夏休みとなります。
写真1 市役所の前に置かれた巨大クリスマスツリー。ツリーの下にプレゼントを置くのはお約束です。
写真2 クリスマスマーケットにて、たくさんの手作りリースが売られていました。
写真3 サンタクロースがプレゼントを入れる大きな靴下もお約束です。(本来は通下は暖炉の上に語られるのですが、熱帯地方ではクリスマスツリー自体に飾られます。)
写真4 Darwinは東南アジアからの移民が多いので多くのエスニックフードが売られています。
写真5 このようにケーキも美しく飾られているとさらに美味しく見えますね。
Posted by Poppトミコ at
18:56
│Comments(0)
2016年12月29日
オーストラリアの空はきれいです
皆様こんにちは。
Darwinの漫遊添乗員こと
登美子です。
日本は真冬ですね?
こちらDarwinは毎日30度を超える真夏日が続いています。
この写真はクリスマスイブの日に撮影しました。私は空を見るのが大好きなのですが、これは自分でも、かなりイケてるなぁと思います( ^ω^ )
そしてさらにこんな写真も撮れました。
こんなに美しい空を見るだけでも心が癒されます。
ではダーウィンにぜひ遊びに来てくださいね(╹◡╹)♡
年末のお忙しい中、
どうぞご自愛下さい。
Darwinの漫遊添乗員こと
登美子です。
日本は真冬ですね?
こちらDarwinは毎日30度を超える真夏日が続いています。
この写真はクリスマスイブの日に撮影しました。私は空を見るのが大好きなのですが、これは自分でも、かなりイケてるなぁと思います( ^ω^ )
そしてさらにこんな写真も撮れました。
こんなに美しい空を見るだけでも心が癒されます。
ではダーウィンにぜひ遊びに来てくださいね(╹◡╹)♡
年末のお忙しい中、
どうぞご自愛下さい。
Posted by Poppトミコ at
12:31
│Comments(2)
2016年12月29日
ダーウィンに遊びに来てくださいね
はじめまして、私はダーウィンで日本語ガイドをしています Tomikoと申します。
このサイトの目的は、日本ではあまり知られていないオーストラリアは
Northern Territory (北部準州)の州都であるダーウィン市内および、
Kakadu National Park(カカドゥ国立公園),
Litchfield National Park(リッチフィールド国立公園),
Katherine Gorge(キャサリン峡谷)の情報を中心にお届けします。
現在(12月)はオーストラリア国内は夏なので
大変暑いのです。連日、最低気温26 最高気温33度くらいあります。
Darwin地方は今は、Wet season(雨季)なので、毎日1回は雷を伴う雨が降っています。
ただ、梅雨と違いますので、一日中雨が降ることはほとんどありません。
雷は大変音が大きく、飛行機の音か?と「太鼓を誰かが耳元で叩いている」ような音もします。
昨晩は、午前1時頃から鳴っていて、一度目が覚めるとなかなか寝つかれなかったですね。
観光客が多く訪れる4-10月は、
Dry season(乾季)でもあり、とても暖かく快晴が続いています。
それゆえ、冬を嫌ったオーストラリア国内からの旅行者がとても多いのです。
また、アジアやヨーロッパ各地(特に英国)海外からのお客様も大変多いのですよ!
それは、Darwinがヨーロッパやアジアからの飛行機便の玄関口に当たるからですね。
現地を旅行された方、またはいつか旅行してみたいと思っている方へ
Darwin地方の貴重な現地情報源となるよう、こまめに更新していく予定です。
お楽しみに!
このサイトの目的は、日本ではあまり知られていないオーストラリアは
Northern Territory (北部準州)の州都であるダーウィン市内および、
Kakadu National Park(カカドゥ国立公園),
Litchfield National Park(リッチフィールド国立公園),
Katherine Gorge(キャサリン峡谷)の情報を中心にお届けします。
現在(12月)はオーストラリア国内は夏なので
大変暑いのです。連日、最低気温26 最高気温33度くらいあります。
Darwin地方は今は、Wet season(雨季)なので、毎日1回は雷を伴う雨が降っています。
ただ、梅雨と違いますので、一日中雨が降ることはほとんどありません。
雷は大変音が大きく、飛行機の音か?と「太鼓を誰かが耳元で叩いている」ような音もします。
昨晩は、午前1時頃から鳴っていて、一度目が覚めるとなかなか寝つかれなかったですね。
観光客が多く訪れる4-10月は、
Dry season(乾季)でもあり、とても暖かく快晴が続いています。
それゆえ、冬を嫌ったオーストラリア国内からの旅行者がとても多いのです。
また、アジアやヨーロッパ各地(特に英国)海外からのお客様も大変多いのですよ!
それは、Darwinがヨーロッパやアジアからの飛行機便の玄関口に当たるからですね。
現地を旅行された方、またはいつか旅行してみたいと思っている方へ
Darwin地方の貴重な現地情報源となるよう、こまめに更新していく予定です。
お楽しみに!
Posted by Poppトミコ at
11:56
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